10月23日

ぼんやりとしたいくつかの不安が低気圧と生理で何倍にも膨れ上がってほとんど泣いたり呻いたりして1日を棒に振ってしまった。やりたいことがあんなにあったのに。攻撃と謝罪以外の選択肢がコマンドとして表示されない。自分の思いつく自分への悪口がいちばん的確でいちばん辛辣でいちばんむかついていちばん落ち込む。あたりまえだけど。腹部や脊椎を守って唸るのに飽きて眠ればそれはそれで悪夢を見て泣きながら起きる。起きてからもそのことばかり考えて泣く。地獄か… ミドリに当たり散らしてしまう。なにも救われない。滅入っている自分に滅入ってしまう。はやくやりすごしたい。

 

フライデーアフタヌーンという、高校時代に結局書けずじまいだった小説のことを年に何度か思い出してプロットを見直す。気だるい女子高生が生理痛で休んで、迎えに来てくれた天真爛漫な叔母と仲良くなっていく話。序盤の風景描写に内出血のような曇り空、という文章がある、そういう言葉がすっかり出てこなくなった気がする。まだ書ききることをどこかで諦められずにいるがモデルだった叔母が勝手に死んでから、どうにも向き合えない。というのを盾にもそろそろできなくなってきた。

 

 

誰かと話していないとどうにも落ち着かないな、と思っていたら有汰から連絡が来た。ひさびさにギムレットつくってよ。福島にはライムが売ってないんだよ。んなことないだろ。ライムがあっても飲む暇ないくらい残業。そっか、えらいね。

あのひとやあのひとはわたしのことをどう思っているのだろう、と考えるとまた暗いきもちになるけれど、どう思われているにせよ、仲良くできる人数には限りがある。お金も時間もそんなにないからさ。 

 

 

ラブリーのことを考える。両手に焼き鳥を持って笑うラブリーの賢しさと強さと笑ってしまうくらい堅物な信念を。わたしが絶対に失うことのないひかり。はがきを書くたびに救われる。手紙を書いたきりの人々のこと、手紙を貰いきりの人々のこと、思い出すと像になってわらわらと囲まれる。ごめんと思ってないのにごめんって言うのは良くないけど、ごめんと思ってないからごめんって言わないのよりはましな気がする。

 

うまく自分のご機嫌をとれない。やはり具合が悪い。