12月4日

それでもやるしかない。そうできる機会がわたしにはあるのだから。出会いの巡り合わせと好奇心だけでいろんなことを企むうちにこんなところまできてしまった。ここからは自分の力で唸りを上げなければいけない。わたしはもう、誰かを助けることができるくらい、すっかりお姉さんになってしまった。毎日、よくがんばっている。それはみんなそうなんだけど、だとしたらみんなに改めて言いたいようなきもちなのだ。よくがんばっている、よくやっている。それでもわたしが薄々感じている通り、このままでは立ちゆかなくなる日が来る。がんばり続ける人生の中で、ここ数年は、殊更。三つ子の魂百までなんだから21のあんたのその癖は700歳まで変わらんよ、と言ったことがあるけど、何を諦めていたんだろう。3000歳まで生きるのに。

 

 

おめでとう、おめでとう。自分のことのようにうれしい出来事が増えていく、それこそが大人になるってことなら、わたしは大人になってほんとうに良かった。叶わなかった夢が別の形で見事に叶う。いつも最優秀賞だけは取れなかったわたしは、コーチとして。演劇部に入りたかったわたしが、脚本として。弾けなかったと思っていたギター、練習すればいい。お花も習えばいいし、勉強不足なら本を読めばいい。何度でも叶えるチャンスがある。高校の時のわたしよりいまのわたしのほうがずっとまともで、賢くて、立派で、良いものを書く(と言い切ることに、どんな覚悟が必要なのか、わたしは知った)。砂時計やスノードームやアルコールランプを何個も割って、ようやく、ようやくここに立ている。

 

一面の生徒たちの笑顔と、ちぐはぐなピースサインを眺めている。こんな風に、わたしも誰かの目に映っていたのだ。映っていたこの人たちの前で、わたしは木曜、何を話せば良いのだろう。

 

.queのfloraを聞きながら乗ると銀河鉄道はあっという間に未来の乗り物みたい。いま、いまの今が常にちょっとずつ未来。将来は、と言いたくなるとき、いまは、に言い換えたい。

 

いまは、